BUSINESS
事業紹介

この世界は、
吉川化族の仕業であふれている。
吉川化成がつくっている製品は、日常生活や社会の中で、黒子のように潜んでいる。だが、その黒子が大きな役割を果たしているのも事実。その仕事を、みんなが目にしたことがある製品の上にカーソルをおいて、のぞいてみよう!



化成品事業
化成品の世界に潜む『化族』の仕業
60年前から、白物家電から自動車部品まで
ありとあらゆるものをつくっています。


洗濯機
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吉川化成の仕事はココ!
ドラム式洗濯機の
大型外装樹脂部品
吉川化成が60年以上つくってきた洗濯機内のプラスチック部品。ポリプロピレン(PP)製の外装パーツもその一つです。洗剤で劣化しないPPは洗濯機に重宝されますが、成形のとき縮みやすいのが難点。扱いづらいPPの縮み方を予測し、ちょうど縮んだ時に美しいカーブを描くように成型できるのは吉川化成ならではの技術なんです。


オフィス用
プリンター
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吉川化成の仕事はココ!
トナーカートリッジの容器
コピー機でいう『インク』にあたる、レーザープリンター用の『トナー』。レーザープリンターは国内オフィスの多くに導入されており、すべてのニーズに応えるには『大量生産』技術が必要になります。稼働をできるだけとめずにこまめな成形機械のメンテナンスを行う、吉川化成の生産ノウハウが必要不可欠なんです。

自動車の内装01
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吉川化成の仕事はココ!
ヒートコントロールパネル
快適な空間をつくる車内エアコンの操作パネルも、吉川化成がつくっています。「夏の暑さへの耐熱性」「事故に耐える耐久性」「燃費を下げる軽さ」を兼ね備えた素材選びのノウハウ、そして操作性の高い部品一つひとつを成形する高い技術力が活かされています。

自動車の内装02
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吉川化成の仕事はココ!
ハンドル・エアバッグ部品
ハンドルからオーディオパネルまで。ありとあらゆる車の部品を作っており、車内で見えているプラスチック部品の半分は吉川化成で作っているといっても過言ではないほど。見た目にも使い心地にもこだわった内装部品で、心地のいいカーライフを手助けしています。


食洗機

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吉川化成の仕事はココ!
食洗機のタンク・
排水ノズル
70度をこえるお湯。油汚れを落とす強力な洗剤。食洗機の中は、思った以上にハードな環境です。そんな環境に耐えるため、吉川化成の「振動溶着」技術が必要なんです。タンクと排水ノズルをこすり合わせて生まれる摩擦熱で、2つの部品を強力にくっつけ水漏れを防ぐ。この溶着技術を持っている成型メーカーは数少ないんです。

自動車リアハッチ

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吉川化成の仕事はココ!
センサーカバー
省エネや、脱炭素の流れが進む自動車業界。どんな部品であっても、とにかく軽量化が求められるようになってきました。そこで吉川化成が取り組んだのは、バックドアに取り付けるセンサーカバー。複雑なカーブを描く、約70センチのパーツを成型しました。これほど大きい3D形状のパーツを作れるのはかなり難易度の高いことなのです。
積み重ねてきた成型技術が、
私たちの生活で活躍しています。


化成品事業
PLASTIC COMPONENTS





メディカル事業
医療の世界に潜む
『化族』の仕業
清潔さが求められる医療器具の世界。高い基準をクリアした、
限られたプラスチックメーカーだけの事業領域です。

01
手術

人工心肺用遠心ポンプ


吉川化成の仕事はココ!
人工心肺用遠心ポンプ
心臓手術を行うときは、一度心臓を止めなくてはなりません。その心臓の代わりに、全身に血液を行き渡らせるのがプラ製の遠心ポンプです。少しでもポンプから血液が漏れ出たら、手術中の死亡事故につながる。そのため、ポンプと血液を送る管をしっかりと繋げる、吉川化成の高い『溶着』技術が求められるのです。
内視鏡処置具


吉川化成の仕事はココ!
内視鏡処置具
『内視鏡』とは、細長い管の先端にカメラが付いた医療機器のこと。口から内視鏡を飲み込み、内視鏡の管にメスなどの小さな『処置具』を通し、映像を見ながら胃の中の出血をとめる。その『処置具』も、吉川化成がつくっています。ミリ単位の精密なつくりが求められるほか、「清潔な環境でつくる」という大前提を満たせるのも吉川化成の強みです。

02
診察

ワクチン用の注射器


吉川化成の仕事はココ!
ワクチン用の注射器
感染症の影響で日本中で使用されたワクチン用注射器も、吉川化成が作っています。一般的な注射器は1つの容器で5回分の接種が可能ですが、吉川化成はその構造を作り変え、なんと同じ液量で6回分の接種が可能な注射器を作り上げました。多くの方に効率よく安心を届けられる構造を実現しています。
血管造影用デバイス


吉川化成の仕事はココ!
血管造影用デバイス
レントゲンで血管を撮影する際、血管を透けにくくする「血管造影剤」を流し込むための注射筒を吉川化成はつくっています。造影剤を体内に流し込むために必要な圧力は1200PSI。小指の先ほどの面積に約86kgがかかる計算です。それに耐えられる、高い国際基準を守った頑丈なつくりをカタチにしているのが吉川化成の技術力です。
組織採集用生検針


吉川化成の仕事はココ!
組織採集用生検針
乳がんや前立腺がんの発見に役立つのがこの「生検針」。患者さんの皮ふ近くの細胞を採るための装置を、吉川化成がつくっています。装置の中の針が自動で高速発射されるため、それに耐えうる頑丈な構造が必要となります。もともとは医師が手動で行っていた「生検」。自動で行うことで、患者さんの負担を減らせるようになりました。
未来の医療のカタチ
手術用ロボットにも貢献!
手術に人の手を使わない時代は、もうすぐそこに。
吉川化成ではロボットアームと、メスなどの手術用具を
つなぐ「アタッチメント」部分も製作しています。
いのちを守る医療器具だから
清潔、精密が当たり前。







オプト事業
オプトの世界に潜む『化族』の仕業
時に鮮明に。時に明るく。レンズなどの製造を通じて、
「光」を活かすのがオプト事業です。


プロジェクター
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吉川化成の仕事はココ!
プロジェクターの
投射レンズ
オフィス、教育現場、ホームシアターなど幅広く使われているプロジェクター。その重要な部品である投射レンズをつくっています。明るく鮮明な映像を映し出せるのは、透過率の高い吉川化成製のレンズならでは。クリーンルームでの成形から、レンズに特殊な物質を蒸着し透過率を上げる「蒸着加工」まで、一貫生産ができる数少ない存在なのです。


自動車の外装
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吉川化成の仕事はココ!
ヘッドライト用
インナーレンズ
車の第一印象を決めるのが、デザイン性の高いヘッドライト。加工しづらく、複雑な形にしづらいガラスを使っていたこれまでは、インナーレンズが大体「丸」型に限定されていました。しかし、これを解決したのが吉川化成。加工しやすいプラスチックを使うことで、細長くスマートなヘッドライトのデザインを可能にしたのです。

オフィス用プリンター

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吉川化成の仕事はココ!
コピー複合機に
使用するスキャナーの
ライトガイド
吉川化成が得意とするのは、映像を映し出すレンズだけじゃありません。コピー機でスキャン機能を使う時に役立つライトガイド。書類を明るく均一に照らすために、プラスチックの表面に吉川化成独自の加工がされているので、読みやすいスキャンができるように。あなたが面接を受けた会社のオフィスにも、吉川製のライトガイドがあったのかも。

自動車用ディスプレイ

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吉川化成の仕事はココ!
ヘッドアップディスプレイの光学部品
目線を下げることなく、透明のディスプレイに速度などの情報を表示できる「ヘッドアップディスプレイ」。この機械に収納されているレンズを吉川化成がつくっています。ガラスレンズに代えて吉川化成が生み出した最新の素材を使うことで、より映像をはっきりと映し出し、かつ軽量化することができました。

バックモニター

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吉川化成の仕事はココ!
バックモニターレンズ
車のバックモニターに搭載されているレンズも、吉川化成がつくっています。清潔なクリーンルームでつくる吉川化成のレンズには混合物が少なく、高画質で映像を写せるんです。皆さんが違和感なく駐車できているのも、高クオリティなレンズのおかげなのかも。
美しい光や映像は、
プラスチックを通して感動を。


オプトの事業
PLASTIC COMPONENTS





海外事業
海外に潜む
『化族』の仕業
マレーシア、タイ、メキシコ。
海の向こうで、吉川化成のモノづくりはつづいています。


ステンレスボトル
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吉川化成の仕事はココ!
ステンレスボトルの蓋
(ボトル)
世界中の老若男女がつかうステンレスボトルの蓋をつくっています。担当しているのは日本国内の企業。クオリティの高い「日本製ブランド」のイメージを、プラスチックを通じて守っているのです。しっかり蓋の閉まる構造に仕上げたステンレスボトルは、ピクニックや学校など色んなシーンで使われています。


デジタルカメラ
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吉川化成の仕事はココ!
デジカメの筐体
デジカメの「筐体」、つまり皆さんが手に取る一番外側の「箱」の部分を海外工場で作っています。成形から塗装まで一貫で行う海外工場。塗料の在庫管理を通じていつも新鮮な塗料を使い、ユーザーに届いてから塗料がはげてしまうことのないような仕組みを作っています。


イヤホン
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吉川化成の仕事はココ!
ワイヤレス
イヤホンケース部品
手のひらサイズに収まるイヤホンケースをつくっています。毎日持ち歩くことを想定しているため頑丈なものをつくる必要がありますが、加えて「取り扱いやすさ」も大切です。取引先様が試行錯誤を繰り返してデザインした美しい曲線を、吉川化成の高い成形技術で忠実に再現しています。
「YOSHIKAWAブランド」は、
世界の縁の下を支える黒子です。





吉川化成から独立して、住宅建材を主につくっているのがYPC株式会社です。

誰にでも使いやすい
床下点検口/収納庫
家を建てるとき、法律で設置が義務付けられている「床下点検口」。これまでの住宅業界ではアルミ製のものが主流でしたが、軽くてお年寄りでも開けやすいプラスチック製の製品をつくっています。取り付けるときも、アルミ製のものに比べて精密な職人技が必要ないため、色々な人にやさしい商品です。

湿気から家を守る
キソスペーサー
家の土台を食べつくすシロアリの発生を防ぐため、家を建てる時の床下の通気性は死活問題です。プラスチック製の「キソスペーサー」は、全ての土台の下に敷いてスペースを空ける建築資材です。長持ちして丈夫なプラスチックを使う、吉川化成の技術ならではの商品です。

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