AWARD HISTORY
受賞歴
お客様との二人三脚で進歩させてきた技術が多くの外部機関から評価をいただいています。
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2011
パナソニック株式会社よりECO・VC賞 【金賞】受賞
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2014
パナソニック株式会社よりECO・VC賞 【金賞】受賞
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2014
第7回 大阪ものづくり優良企業賞にて【最優秀企業賞】受賞
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2015
第6回 ものづくり日本大賞にて【優秀賞】受賞
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2020
第8回 関西ものづくり新選 【先端産業分野】選定
COMPANY PROFILE
吉川化成の歴史
1946 ~ 1965
創業期
1946
吉川商店創業
谷田製作所(現・タニタ)に就職したのち日中戦争へ出征し、その後現地の鉄道局に勤務していた吉川正光。帰国後、2階建ての家屋を借りて「吉川商店」を創業。
1950
株式会社吉川商店 設立
吉川商店と同じ家屋を間借りしていた会社「サンプラスチック」が倒産したことを機に、その社員数名を雇い資本金80万円で「株式会社吉川商店」を設立。サンプラスチックが製造を担当していた「プラスチック製タバコケース」をそのまま受け継ぎ、現在の事業の礎となったプラスチック成形を開始した。
1962
松下電器産業(現パナソニック)より洗濯機タンクのプラスチック化依頼を受け、開発開始
「社運をかけてでも必ずやる」と、当時の技術力では厳しいとされていた洗濯機タンクの製造に挑戦。資本金が1800万円しかない状況で1億円の射出成形機2機を購入し、日々丈夫な洗濯機タンクを成形するために2年の試行錯誤を繰り返したという。
1968 ~ 1991
拡張期
1968
11月 大阪工場新館竣工
お客様である家電メーカーがプラスチックに関する知識を深めていくにつれ、自社独自の技術が求められた。そんな中、吉川独自の技術力が認められ松下電器の洗濯機タンクの受注が拡大。「絶対にラインを止めてはいけない」という思いのもと工場を完成させた。
1971
9月 奈良工場竣工
大阪工場新館に相次ぎ、低発泡成形を強みとする奈良工場を新設。土木分野の大型成形品を製造した。
1973
6月 静岡工場竣工
設立のきっかけは、松下電器が全自動洗濯機の専用工場を静岡県袋井市に建設し、生産台数を10倍にしたこと。当社も同時に3億円の予算を投じ、当時としては先進的な合理化設備を導入した。松下電器産業洗濯機事業部の仕事を皮切りに、日立製作所、三菱電機といった家電・AVメーカーを静岡工場の得意分野とした。
1976
8月 東北工場竣工
もともと神奈川工場の取引先であったAV機器メーカーのお客様から、流通コスト削減のため岩手県での成形加工協力を持ちかけられたのが設立のきっかけ。80年代は大手企業の東北進出が相次いだが、東北工場はその大きな支えとなった。
1989
4月 吉川化成株式会社に社名変更
1992 ~ 2002
発展期
1992
11月 香港に吉川化成塑膠(香港)有限公司を設立
中国へ進出する船井電機からの要請を機に、中国への初進出を決意した吉川化成。現地調査を本格化させるために、まず現地法人を立ち上げて直接現地交渉をはじめた。深圳工場の設立後、香港の現地法人は営業や折衝の要となった。
1993
2月 中国・深圳に吉川化成塑膠 (深圳) 有限公司を設立
約1万㎡の用地を取得し、吉川塑膠(香港)が2億円を全額出資し工場を設立。日系企業の中国進出に間に合わせるため、半年間という異例の工期で完工した。OA機器やAVの精密成形品を中心に、製造の幅を広げ続けた。
1994
5月 マレーシアにM.Y.C.M.Sdn.Bhd.設立
日本ビクターがマレーシアにて合弁会社を設立したことをきっかけに、吉川化成も現地のプラスチック成形会社「M.S.P.I」と業務提携を開始。そこから本格的に関係を深め、合弁会社「M.Y.C.M」を設立した。
1998
9月 マレーシアにYPC (Malaysia) 設立
国外で展開する新事業として「電磁波シールド(EMI)」に関する技術の活用を計画し、YPC(Malaysia)を設立。当時マレーシアに存在しなかった技術だったことから政府から優遇を受けた。
2002 ~ 現在
飛躍期
2002
4月 メディカル事業発足
1993年にクリーンルームが建設されたことから、医療機器商社のお客様から人工腎臓透析機本体ケースを受注していた吉川化成。ここからより医療機器分野の製造が求められると判断し、本格的に参入するため新事業を発足した。
2003
4月 光学事業発足
メディカル事業と同じく、クリーンルームの建設と合わせてお客様から光学部品を受注することが可能に。「メディカル」「光学」という新領域への大きな一歩を踏み出した。
2006
4月 タイにYPC Precision (Thailand) Co., Ltd.を設立
マレーシア工場で取引を行っていた光学メーカー様からの打診で、タイへ初進出。「マレーシアで生産→タイへ輸出」という方式をとっていたが、よりスピーディに対応するためタイ工場を設立した。
10月 大阪工場新社屋(本社)竣工
2007
7月 大分工場竣工
11月 タイ・ウェルグローに新工場竣工
おもに洗濯機関連部品の製造をご依頼いただいていた家電メーカー様からの打診で、タイに2つめの工場を設立した。大型成形に対応できる設備・技術力が強み。
2011
11月 パナソニック社より「ECO・VC賞」金賞受賞
2014
2月 タイに合弁会社TY OPTICS設立
営業力の高い総合商社のお客様を通して、車載生産の拠点となっていたタイでの生産を開始。車載レンズに特化した効率の高い生産を武器に製造を拡大していった。
9月 メディカル静岡工場竣工
9月 大阪府「大阪ものづくり優良企業賞2014」にて最優秀企業賞受賞
数ある大阪のものづくり企業の中、最優秀企業賞を受賞。プラスチック射出成形という分野で高い技術力を活かしながら、メディカル事業や光学事業など幅広い分野に進出することで、オンリーワンの地位を築いている点が評価された。
11月 パナソニック社より「ECO・VC賞」金賞受賞
2015
10月 『第6回ものづくり日本大賞』「優秀賞」を受賞
メディカル事業と同じく、クリーンルームの建設と合わせてお客様から光学部品を受注することが可能に。「メディカル」「光学」という新領域への大きな一歩を踏み出した。
2017
11月 商品カンパニー奈良工場竣工
2018
8月 タイ ウェルグロー 第二工場 竣工
2019
2月 YPC株式会社設立
7月 東北新工場竣工
2020
12月 経済産業省「関西ものづくり新撰2020」に選定
車載用品であるヘッドアップディスプレイに使用される「高性能フライアイレンズ」の製品化に成功。関西のものづくり企業が独自開発した製品・技術を称える「関西ものづくり新撰2020」に選定された。
2022
7月 一般社団法人「日本経済団体連合会」に入会
これまでの実績が認められ、国内企業の0.04%のみが加盟する一般社団法人「日本経済団体連合会」に入会した。
吉川化成はこれからも、
世界中にODOROKIを届け続けます。