社員インタビュー 01
YOSHIYUKI TOMINO
冨野 悌之
営業職 2006年入社

「吉川化成ならできます」
難題に出会うと熱くなる男。

INTERVIEW

売上の数字をあげることも大切です。
でも、吉川化成の営業はそれだけではありません。
お客様の「作りたい」という想いを受けて吉川化成にしかつくれないものをつくるスタートラインに立たせることも大きな仕事です。

EMPLOYEE'S FACE

冨野悌之は、
いい雰囲気もつくる人。

品質管理から営業、化成品事業からメディカル事業まで配属を転々としてきた冨野。全社の営業で唯一「射出成型技能検定 1級」を取得するストイックな彼だが、遊び心も忘れない。社内の仲間たちとはおたがいの誕生日を把握しあっており、誕生日パーティーでは必ず年齢分のロウソクを立てたケーキを用意するという(最近では、60本のろうそくが立ったケーキが用意されたとか)。

入社後、吉川化成に感じた「化族」のオーラ

お客様の「言いなり」ではなく
お客様とは「対等」であること。

「吉川化成は、TOP企業としか仕事をしません」。会社説明会で一番印象に残った言葉でした。当時は自動車整備士だった私。BtoBの営業は「取引先に無茶を言われたりするのかな」と不安でしたが、その言葉から「お客様と対等な関係で、スケールの大きなモノづくりに取り組む」姿勢が伝わってきて入社を決めたんです。実際、お客様と一緒に自社のタイ工場やマレーシア工場によく視察に行くので、世界規模の仕事ができているなあと思います。

「化族」に成長するためにぶつかった課題

軽くて、大きくて、繊細。
前例のない仕事を任された。

入社して一番大変だったのは、自動車メーカーさんから「バックドアに取り付ける70㎝のセンサーカバー」の生産依頼を受けたとき。従来、鉄で作っていた部品を、プラスチックで軽量化したいとのことでした。ただ、それほど巨大かつ複雑なカーブを描く車載品の生産事例は吉川化成にはありません。部品が大きくなるほど、プラスチックを流し込む金型を精密に作るのが難しくなる。社内の技術で可能なラインとお客様の理想をすり合わせるのが営業の使命でした。

社員から「化族」に化けた瞬間

会議室でしかめっ面をするより、
休憩室でラフに話したかった。

ただ、社内スタッフの「技術的に無理です」という説明を、お客様に横流しするだけではプロとは言えない。だから私は、技術陣との対話で「本当に無理なのか?」をお客様の代表として素直に質問するようにしました。それも、あえて休憩室で話すようにしたんです。「この前の金型の件、こうやって仕様を変えたらいけそうじゃない?」とラフに話し合い、「自分が納得した結論」だけをお客様に伝えるようにしました。

「化族」となって残した「WOW!」

重くのしかかる期待に、
「6分の1」の軽量化で応えた。

開発職スタッフと気持ちよく話せる環境で意見をまとめ、それを元につくった試作品をご提案した結果、お客様の納得を勝ち取り見事生産が決定。ご要望に応えて、6分の1の軽量化に成功したんです。元々「他のどの会社にも断られてしまって」と言われて始まった取引。4か月、毎日スタッフとひざを突き合わせて話し合った結果、見事他社が成し得なかったような部品の製造を実現したんです。軽量化された部品は今も、自動車の燃費向上に役立っています。

ADVICE

吉川化成の技術力は、
誰かの「挑戦」の足跡です。

吉川化成は、もしかすると「保守的なメーカー」と思われているかもしれません。でも、それは違います。今回は、私たちが社内で初めてセンサーカバーの生産に取り組んだことによって、また一つ会社で作れるものが増えた。吉川化成の高い技術は、そうして「初挑戦」が積みあがってきたものなんです。今私は、車載品に関係のないメディカル事業で、世界の医療を「機器」で支えることに挑戦しています。あなたも、吉川化成で「初挑戦」を積み重ねていきませんか。

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化族にはまだまだある。